e-Silkroad in Shenzhen レポート

e - s i l k r o a d i n s a p p o r o
e-Silkroad in Shenzhenは、2002年10月12日(土)〜17日(木)まで、上記の中国ハイテクフェア2002を会場に、ブース展示とセミナーを開催した。
(1)ブース展示
ブース展示は、海外地域出展エリアの一角に設置され、「e-Silkroad事業」「札幌のIT産業」などのPRや、札幌発の技術として知られるインテリジェントパッドのデモとして日立ソフトウエアの製品の展示などが行われた。入場者にとって札幌という地名は珍しかったようで、札幌紹介のビデオを熱心に眺める姿も見られた。
「e-Silkroad in深セン」のブース展示(外観)   「e-Silkroad in深セン」のブース展示(内部)
 
ブースでは中国語・英語リーフレットが配布された   ブースでのIP製品のデモンストレーション
 
(2)セミナー
セミナーは、10月12日(土) 13:00〜17:00からエキシビジョンセンターの一室で開催された。
●札幌市福迫尚一郎助役による開会挨拶

アジアのIT都市連携で多元的価値をもつ新しいデジタル文化を創造しようというe-Silkroad構想の意義とe-Silkroad in Sapporoなど札幌市の取り組みを紹介。

●北海道大学大学院工学研究科・青木由直教授による基調講演

「札幌発e-シルクロード─アジアを貫く情報通信交易路の開拓」と題し、サッポロバレーの歩みを紹介するともに、次のステップとしてe-シルクロード構想によるアジア連携を進めようと呼びかけた。

●株式会社NTTドコモ北海道・佐藤征紀社長による講演


「iモードの成長プロセスと展開」の演題で、ドコモの携帯事業の経緯と生長モデルを紹介し、とりわけiモードが何故成功したのかを講演。今後モバイル社会に向かう中国にとって刺激的な内容だった。

 
●日本データサービス株式会社GIS利用技術開発室・塩谷彰浩室長(右)と
  株式会社ジオエンスペース・リージュンピョ代表理事による事例報告
 
日韓連携で開発したPDAを利用したカーナビ「Pocket-Navi」についての事例発表と中国でのビジネスパートナーの募集を呼びかけるプレゼンテーションが行われた。

 
(3)セミナー終了後の交流会
10月12日(土)のセミナー終了後、郭榮俊・元深セン市副市長も参加し、交流会が行われた。その模様は現地の新聞・テレビも取材し、報道された。
 
(4)ラウンドテーブルミーティングへの参加

10月13日(日)「Super-SUPER」と題されたラウンドテーブルミーティング(円卓会議)が、ハイテクフェア(CHTF)の主催で開催された。

  この会議は、ハイテクフェアに集まった世界各国のVIPが一堂に会し、討論するものである。中国の各級機関の行政指導者、大学の学長、海外企業のCEO、そしてメインゲストとして1996年のノーベル経済学賞を受賞したイギリスのジェームズ・マーリーズ教授らが席を囲み、札幌からは青木由直・北大教授がテーブルについた。議論は、中国の経済とハイテク技術の将来への期待や、企業化する大学の研究とビジネスの問題など、多岐にわたった。

ラウンドテーブルミーティングに出席した青木教授